三菱自動車、ジャパンモビリティショー2023で、電動クロスオーバーMPV『MITSUBISHI D:X Concept』を世界初披露
~冒険心を呼び覚ます三菱自動車らしいコンセプトカー~

三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下三菱自動車)は、ジャパンモビリティショー 2023*1においてプレスカンファレンスを実施し、電動クロスオーバーMPV『MITSUBISHI D:X Concept(ミツビシ ディーエックス コンセプト)*2』を世界初披露しました。また、2024年初頭に国内で発売予定の新型ピックアップトラック『トライトン』のプロトタイプも日本初披露しました。

プレスカンファレンスでは代表執行役社長 加藤 隆雄がスピーチし、「今回の『MITSUBISHI D:X Concept』は、カーボンニュートラル社会の実現を見据え、電動化技術と四輪制御技術を中心に当社の技術の粋を集めたコンセプトカーです。三菱自動車はこれからも、ドライバーの冒険心を呼び覚まし、乗る人すべてがワクワクするような、心豊かなモビリティライフをお客様に提供し続けてまいります」と述べました。

三菱自動車 ジャパンモビリティショー2023スペシャルサイトはこちら
<日本語>
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/motorshow/jms2023/
<英語>
https://www.mitsubishi-motors.com/en/innovation/motorshow/jms2023/

『MITSUBISHI D:X Concept』

新型『トライトン』(プロトタイプ)

*1:ジャパンモビリティショー2023は一般社団法人 日本自動車工業会が主催し、2023年10月25日(水)~26日(木)はプレスデー、27日(金)は特別招待日、28日(土)~11月5日(日)は一般公開日として開催されます。
*2:車名の「D:X」の、Dはdiscover(発見する)、Xはexperience(経験)を意味します。

1.コンセプトカー概要
『MITSUBISHI D:X Concept』は、未来の『デリカ』をイメージした、冒険心を呼び覚ます三菱自動車らしい電動クロスオーバーMPVのコンセプトカーです。
MPVならではの便利で快適な広い室内空間と、SUVならではの高い走破性を兼ね備え、行動範囲を限定しないPHEVがもたらす力強く快適な走りにより、さまざまな冒険の良き相棒として、アクティブなモビリティライフをサポートします。

(1)「絶対安全大空間 ✕ 絶対走破性」をカタチにしたデザイン

  • 『デリカ』の特長である広い室内空間と高い安全性を継承し、さらに未来のカタチとして、「絶対安全大空間 ✕ 絶対走破性」をデザインコンセプトに、大空間キャビンとそれを守るプロテクティブボディとしました。
  • キャビン前方からDピラーまで続くサイドウインドウグラフィックと堅牢なDピラーにより『デリカ』らしさを表現。また下方まで回り込んだフロントウインドウにより大空間を演出しました。
  • たくましく張り出したオーバーフェンダーと大径タイヤにより力強さを表現し、前後スキッドプレートとサイドステッププロテクターを装備することで、荒れた路面でも安全・安心に走行できる高い走破性を実現しています。
  • 力強いパフォーマンスと人とクルマを守る安心感を表現したフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をさらに進化させ、サイドから回り込んだボディと一体化したシールドによりキャビンを守り、さらにスキッドプレートによりプロテクト感を高めました。
  • 特徴的なTシェイプランプにプロジェクションレーザーライトを採用し、両端まで延びる形状によりワイドな印象としました。さらに路肩を照らす光により、前方の道幅を的確に把握し、狭い道路でも安心して走行することができます。
  • ボディカラーはラグジュアリーなグランピングをイメージしたカッパーに、セミグロスの新しい質感を加え、上質感を表現しました。

(2)MPVならではの便利で快適な広い室内空間

  • ワンボックスタイプの広い室内空間に、乗員すべてがゆったりと過ごせるスペースを確保しました。上下動や回転するパノラミックシートおよび、解放感のある広々とした視界をもたらすフロントウインドウとシースルーボンネットにより、今までにない、宙に浮いたような運転体験を可能とするエアリアルコックピットを実現しました。
  • シート全体を上下動させ、体格に合わせた見晴らしの良い着座位置に設定することができるパノラミックシートを全席に採用。運転時は高いアイポイントにより前方視認性を確保し、運転しやすく開放感のある視界を実現します。休憩時には、後方に回転させ、乗員全員で会話を楽しめる室内空間を作ります。
  • フロントウインドウと連続して足元まで繋がるシースルーボンネットには、前方の路面状況とフロントタイヤの切れ角などを組み合わせて表示し、解放感のある広々とした視界を実現、安心して運転することができます。
  • 音声対話式AIコンシェルジュが目的地までのルート情報や天候情報などを提供、安全・安心なドライブをサポートします。
  • インストルメントパネルやシートにタン色の本革をレイアウトし上質感を演出、アルマイトグレー色の金属調パーツをアクセントに配置することで、上質なギア感を表現しました。
  • ヤマハ株式会社との協業により、さらに進化した新世代のオーディオシステムを採用しました。立体感のある大迫力のサウンドを楽しんでいただくため、多数のスピーカーをヘッドレストや車体の適所に配置し、広い室内空間でこれまで経験したことのない高い没入感を体感していただけます。すべての席で高品質かつ臨場感のある音楽体験を実現し、冒険時の高揚感を高めるとともに、休憩時には心が休まる癒しを提供します。
  • 堅牢なDピラーをはじめとした各ピラー部分には、『デリカD:5』で高い安全性に定評のある、環状骨格構造リブボーンフレームをさらに強化して採用し、高い安全性と乗員を包み込む安心感のある広い室内空間を実現しました。

(3)SUVならではの走破性を誇る安全・安心で快適な電動4WD

  • 電動4WDシステムには、走る・曲がる・止まるを統合制御する「S-AWC」を採用。どんな天候や路面でも、安全・安心で快適にドライブすることができ、さまざまな冒険に安心して踏み出すことを可能としています。ドライバーには意のままの爽快なドライブを、同乗者には揺れの少ない快適なドライブを提供。車高の高いワンボックスでありながら、乗用車ライクな乗り味を実現します。 

(4)冒険心を呼び覚まし行動範囲を広げるPHEV

  • 環境に配慮しながら走る歓びを提供するPHEVシステムを採用。日常はほとんどEV走行、遠出はハイブリッド走行とすることで、冒険心を呼び覚まし行動範囲を広げます。状況に応じて走行モードを選択することができ、どんな冒険にも対応可能としています。

2.新型『トライトン』(日本仕様、プロトタイプ)
新型『トライトン』は、ピックアップトラックならではの高い堅牢性、SUV並みの快適性と操縦安定性を両立。日本仕様は2列シートのダブルキャブで4WD車のみの設定としています。車両本体の予定価格帯は498万円~540万円(消費税込)です。

(1)すべてを一新して全方位で進化を果たした新世代ピックアップトラック

  • 新開発のラダーフレームは、ハイテン鋼の採用比率を大幅に高め、先代モデルから断面積を65%増とし、曲げ剛性60%、ねじり剛性40%の強化を実現しました。また、大型化したボディは超高張力のハイテン鋼を採用して軽量化を図りました。
  • 高剛性化したラダーフレームにストロークアップしたダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、強度を維持しながら軽量化したリーフスプリング式リヤサスペンションを採用することにより、快適な乗り心地と高い信頼性を両立しました。
  • 新開発の2.4Lクリーンディーゼルエンジンは、2ステージターボシステムを採用し、実用域で扱いやすい出力特性としています。スポーツモード付6速A/Tの採用により、大型化したボディでもきびきびとした走りを実現しています。
  • レーダークルーズコントロールシステム[ACC]*3をはじめとした運転支援機能「e-Assist」や、コネクテッドシステム「MITSUBISHI CONNECT」を採用することでドライバーの負担を軽減し、乗る人すべてに安全・安心で快適な走りを提供します。

*3:Adaptive Cruise Control

(2)三菱自動車独自のスーパーセレクト4WD-II(SS4-II)による高い走破性

  • SS4-IIはダイヤル式のセレクターで簡単に4WDモードを変更することができます。前40%、後60%に駆動力を配分し、トラクション性能とコーナリング性能を両立するトルク感応式LSD*4を備え、後輪駆動の「2H」、フルタイム4WDの「4H」、センターディファレンシャル直結の「4HLc」、よりローギヤの「4LLc」の4種類を搭載しています。
  • それぞれの4WDモードで選択可能な7つのドライブモードを搭載して、「NORMAL」モードをはじめ、「ECO」「GRAVEL(未舗装路)」「SNOW(氷雪路)」「MUD(泥濘)」「SAND(砂地)」「ROCK(岩場)」が選択できます。
  • コーナー内側の前輪に弱くブレーキをかける事で旋回性を向上するアクティブヨーコントロール[AYC](ブレーキ制御タイプ)や空転している車輪にブレーキをかけて路面をグリップしている車輪に駆動トルクを分配するアクティブLSD(ブレーキ制御タイプ)の採用により、旋回性や滑りやすい路面での安全性が向上し、大柄なボディを感じさせない意のままのドライブが可能になっています。

*4:Limited Slip Differential

(3)頼もしく存在感のあるエクステリアと機能的で操作性に優れたインテリア

  • 「BEAST MODE」(勇猛果敢)をデザインコンセプトとし、ピックアップトラックに求められる力強さに加え、堅牢でありながら俊敏さも併せ持つ堂々とした佇まいを表現しています。
  • フロントには力強いパフォーマンスと、人とクルマを守る安心感を表現したフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を、力強く立体的なフロントグリルやフェンダーから繋がる力強い造形、それを強調するアンダーガードでピックアップトラックに最適化しました。
  • 3連のL字型LEDランプを配したデイタイムランニングランプは猛禽類を思わせる眼光鋭い造形とし、その下に立体的な3眼プロジェクター式のヘッドライトを組み合わせることで、圧倒的な存在感と逞しさを感じさせるデザインとしています。
  • リヤは十分な荷台サイズを確保しながら、サイドから続く張りのある面を後端まで回しています。両端にT字型のテールランプを配しワイド感を強調するとともに厚みを持たせリヤ周りを逞しく演出します。
  • エアロダイナミクスを考慮したキャビン形状や、大型化して握りやすく耐久性を高めたドアハンドル、幅を広げて水はけを良くしたサイドステップなど、各所に機能的なデザインを採り入れています。
  • インテリアは走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形のインストルメントパネルの採用や、乗員を保護するためにソフトパットを要所に配置し、実用性の高さを確保。幾何学的な造形とメタリックを多用したハイコントラストでモダンな空間としています。
  • モニターやメーター、コントラストをつけたスイッチ類は視認性にこだわり、セレクター、ダイヤル、スイッチ類は手袋をしたままでも確実に操作ができるよう程よい節度感を実現。ステアリングホイール、グリップ、ドアハンドル類は握り心地や逞しさを追求するなど「MITSUBISHI TOUCH(三菱タッチ)」という考え方に基づいてデザインしました。